メンテナンス
しっかり噛める、
ずっとキレイを実現
当院では患者様の口の中の状況に併せて、3~4ヶ月ごとの定期健診を推奨しております。治療が終了したら終わりではありません。一旦良い状態になっても、それを維持するためのメインテナンスの方がむしろ大切です。虫歯や歯周病は定期健診を定期的に受診し続けることで最小限の問題で速やかに解決することが出来ます。問題が起きてから歯科医院を受診すると時間も費用も痛みも伴い患者様にとってメリットは一つもありません。北欧では90%の方がメインテナンスを受診していますが、日本ではわずか5%の方しか受診しない惨状と呼べる現実があります。今からでも遅くはないので1年に3回程度は必ず歯科健診を受けて下さい。歯医者さんとの賢い関わり方を身につけましょう!!
虫歯の予防
虫歯などの治療の段階から治すことはもちろんですが、『虫歯にならないような口腔内環境にしていく』のが歯科診療メニューのひとつです。ただ虫歯やお口の中のトラブルを治すのではなく、一生使う歯ですから、ブラッシング指導や虫歯になりにくい口腔内環境の作り方や知識などをお教えしていきます。患者様の人生が健やかで豊かなものであることを願い、お口の健康をサポートしていきたいと考えております。そのために問題がなくても1~3ヶ月おきに定期健診を受診するよう推奨しております。
自分の歯を一生残すために
『健康なお口の中を健康に維持すること』これが歯を残すための秘訣です。歯を失う原因の約95%は、虫歯か歯周病によるもので残りは事故などによります。逆を言えば虫歯・歯周病にならなければ歯は残るということです。予防はお口の中を健全な状態に保ち、『健康な歯やお口の状態を健康なままにする事』を目的としています。たとえばお子様では虫歯のないお口の中の環境を育むことや、健全なお口や歯並びを目指すことがあげられます。大人であれば治療した後のケアや再発の防止、歯周病予防や口臭、歯の汚れをしっかり落とすなどがあげられます。治療をせずに良い状態を保つようなケアをすることが予防の目的です。
スウェーデンに学ぶ予防歯科
スウェーデンは国をあげて虫歯・歯周病の予防を成功させました。スウェーデンでは90%もの方が定期健診・クリーニングを受けている背景から、80歳以上の方でも20本以上歯が残っているというデータがあり、入れ歯やインプラント(人工歯根)の方はごく少数です。一方、日本では定期健診やクリーニングを受けている方はわずかに2%であり、そのため80歳では平均わずかに8本しか歯が残っておらず、ほとんどの方に入れ歯やインプラントが入っている状況です。
定期健診はとても大切
定期健診は歯を健康に保つためにとても重要です。せっかく治療してお口の中が健康になっても、しっかりケアしなければ、また悪い状態になってしまいます。当院ではお口の中の健康をできるだけ維持できるよう3ヶ月に1回の定期健診をお勧めしています。一生ご自分の歯で噛めるよう全力でサポートします。
治療が終わったからといって
安心してはいけません
ほとんどの患者様が、問題のある虫歯などの治療が終わると「健康な状態に戻った!」と思われてしまいます。実はそうではく日本人の80〜90%の方は、軽度・重度にかかわらず歯周病です。お子様の口の中でも歯周病の一歩手前の歯肉炎の状態は見つかります。日本の医療制度では軽度であっても歯肉炎という診断がされる場合、保険の適応内でクリーニングや検査、歯ブラシの練習をすることが可能です。できるだけ治療しないで済むことを私たちは望んでおりますし、皆様にとってもそれが健康の近道です。
予防のご相談お気軽に
当院ではいつで予防の診療を受け付けております。痛くなってから治療をするのではなく、痛くなる前の予防が大切です。お気軽にご予約ください。